しももとクリーニングに依頼したいけど、どんな布団が洗えないのか分からない
洗えない布団を送ってしまったときにはどういう対応になるの?
いざしももとクリーニングに依頼しようとしても、万が一洗えない布団を送ってしまったらどうしようと考える人は多いです。
初めての布団クリーニングで不安になる気持ちはわかります。
でもこのページをご覧になっているということはしももとクリーニングに出そうかなって思っているはず。
なら、そんなに心配しなくても大丈夫!
しももとクリーニングは布団クリーニング業界でもトップレベルの対応力です。
多くの布団が丸洗い可能です。
ただ、そんなしももとクリーニングにも洗えない布団は確かに存在するので、本日はその点について詳しく解説していきます。
布団の種類の見分け方
しももとクリーニングで洗えない布団の解説の前に、布団の種類の見分け方を簡単に書いていきますね。
多くのお布団には
こういったヒラヒラしたタグが付いています。
上の画像でわかるように、外生地と中綿の種類が書いてありますので、これを見るようにしましょう。
しももとクリーニングで洗えない布団
それでは、しももとクリーニングで洗えない布団を見てみましょう。
ご覧のように、ほとんどの一般的な布団が洗えます。
注目点はシルクが洗えるということ。
他社では洗えないシルクが洗えるってことは、
それだけ高い技術力をもっているということだよ!
シルクの布団は外側の生地だけ洗えるというクリーニング業者さんはまれにあるのですが
丸ごと洗えるところはめったにありません。
取り扱っている布団の上限金額は1枚30万円の布団までとなっているので、高級な布団のクリーニングも任せられます。
本題の洗えない布団は
- 羽毛布団で製品に破れがあるもの
- 羽毛布団の綴じ目がテープ接着を施しているもの
- ウレタン(低反発)、テンセル生地、絞り素材、縮み生地、草木染等天然染料仕様の製品
- キングサイズ(掛 230×210、敷 180×200)以上の製品
- ムアツふとん等、おりたたむ事のできない製品
- ソバガラ、ヤシガラ入りのまくら
このようになっています。
中にはわかりづらいものもありますので、ひとつずつ解説していきますね。
羽毛布団で製品に破れがあるもの&羽毛布団の綴じ目がテープ接着を施しているもの
これはまとめてでいいですよね。
羽毛布団の外生地が破れてしまっているものですね。
破れがひどくなってしまう恐れや、中綿が出てしまう恐れもありますので洗えません。
綴じ目がテープ接着されている羽毛布団も同様の理由でNGです。
テープ接着されている布団といえば、ノンキルトの羽毛布団などがそれにあたります。
例えば、こういうお布団ですね。
ノンキルトの羽毛布団はテープ接着をしているお布団なのでミシン目がありません。
羽毛が布団から出てきてしまうことや、ミシン目からダニの侵入を許してしまうという羽毛布団の弱点をカバーするような目的があります。
ただ、接着剤がはがれてしまう恐れがあり、一般的にクリーニングができません。
ウレタン(低反発)、テンセル生地、絞り素材、縮み生地、草木染等天然染料仕様の製品
特殊な布団の場合ですね。
まずはウレタン。
低反発マットレスなんかがこれにあたります。
次にテンセル生地ですが、これは分からない人が多いですかね。
ざっくり説明すると、テンセル素材は木材パルプを使用して溶剤で溶かし、糸にすることで作られます。
エコな素材ということで、近年増えてきている印象ですね。
この布団の生地がテンセルなのですが、このようにまるでシルクのような光沢があるのが特徴です。
メリットとして、フィット感が高く、光沢があり、吸湿性が高くて乾きやすいという特徴があります。
デメリットとして、摩擦に弱く、傷みやすい。しわができやすい。
虫食いやカビが生えやすいというデメリットもあります。
クリーニングに向かないのは、摩擦に弱く、傷みやすいという特徴からですね。
縮み生地や絞り素材、草木染はわかりやすいですかね。
また、キングサイズ以上の布団というのはサイズの問題なので解説は省略しますね。
ムアツふとん等、おりたたむ事のできない製品
ムアツふとんは最近人気の敷布団です。
こういう感じのものですね。
ウレタンフォームで作られています。
ムアツ布団はほとんどの布団クリーニング業者で洗えない布団に分類されています。
しももとクリーニングの特徴として、完全個別洗いをしているということがあります。
完全個別で布団へのダメージを抑えるため、小型の洗濯機を使用しているので、折りたためないお布団は物理的に洗えないのかもしれません。
ソバガラ、ヤシガラ入りのまくら
昔ながらの枕をイメージしてもらえるとわかりやすいでしょうか。
これは楽天の寝具ショップさんのそばがら枕の画像です。
通気性が良く、夏でも蒸れにくいので昔から枕の素材として使われています。
こういった枕は基本的に洗えません。
定期的に干して、湿気をとるくらいですね。
しももとクリーニングでクリーニングできなかった場合の対応は?
万が一、クリーニングできない布団を送ってしまった場合、どうなってしまうのでしょうか?
しももとクリーニングのQ&Aに「送られてきたおふとんが全て洗えなかった場合のキャンセルは?」というものがあります。
しももとクリーニングの回答は
ご注文はキャンセルとなりますが、ご購入された合計金額から振込手数料、送料を差し引いた金額をお返し致します。
出典:しももとクリーニング
このようになっています。
しももとクリーニングの布団クリーニング料金には送料が含まれていますので、入金額から振込手数料と送料を引いた金額を返金となっていますね。
しももとクリーニングでの布団クリーニングも洗えない布団の項目はしっかりチェックしよう
基本的に、しももとクリーニングではほとんどの布団が洗えます。
洗えない布団の項目は多くないので、あなたのお布団の表示を確認しておきましょう。
また、ウレタンなど洗えない布団のお手入れ方法などは別の機会に記事にしますね。