「和布団が好きで使っているんだけど、クリーニングってできるのかな?」
「普通の布団って感じがしないし、クリーニング料金高そう?」
昔ながらの和布団、最近では見かけなくなりましたよね。
でも、軽い最近の布団よりもずっしりとした重みのある和布団のほうが安心して眠れるから好きって人は結構多いです。
ほら、おばあちゃんちに行ったときに和布団で寝てすごく快眠だったって記憶ありませんか?
私は和布団の重量感が結構好きでして、大人になってからおばあちゃんの家から布団を一式もらいました。
でも、普段見かける布団とはちょっと違うので、お手入れってどうすればいいのか、クリーニングってできるのかとか疑問に思いますよね。
そこで今日は、和布団のお手入れやクリーニングに出すならどう選べばよいかなどを解説します。
和布団の特徴とお手入れ
和布団の中綿は木綿になっています。
最近作られる和布団はポリエステルもミックスされたものもあるようです。
今主流の洋布団との違いは、中綿のほかに、仕立て方(構造)などがあります。
格子状にミシンを入れるキルティングで中わたを固定しているのが最近のお布団です。
対して和布団は生地と中わたとを一緒に数カ所縫い合わせることで中わたを固定しています。
ちなみに、和綴じといいます。
和布団の特徴は何といっても、ずっしりと重く、吸湿性・保温性・弾力性・復元力に優れるお布団だということです。
和布団を使ったことのある方は分かると思うのですが、めちゃくちゃふんわりしてますよね。
これは和綴じの特徴で、キルティングと違って点で固定しているので、このふんわりとした感じになるのです。
復元力も高くて、最近の安い布団だとすぐにヘタってしまって腰痛が…という人でも、和布団であればしっかり体を受け止め、なおかつ復元力があるので腰痛の人にも愛用者が多いですね。
特筆すべきなのは、吸湿性。
よく水分を吸ってくれるので、ジメジメして寝苦しいという悩みのある方にもおすすめです。
が、これが和布団の弱点でもあります。
あまりに吸湿性に優れるため、放湿性が劣るのです。
そのため、和布団のお手入れは和布団が吸った湿気を放出してあげることが重要になってきます。
基本的には、天気が良い日に干すということになるのですが、お布団の天日干しには注意が必要です。
花粉などが付着するおそれがありますからね。
かといって、布団叩きで強くたたくと布団の寿命を縮めてしまいますので、こちらも要注意。
優しく払うようにして、お布団干しの後は布団用掃除機などを使って付着物を取り除きましょう。
私はアレルギー体質なので、天日干しはせず、布団用乾燥機を使っています。
和布団をクリーニングに出す際の注意点は?
和布団の取り扱いにはいろいろと注意点があることは、お分かりいただけたと思います。
やはり、完璧に綺麗な状態にするならばクリーニングを検討しましょう。
和布団は点で中綿が止められているなど、繊細な部分が多いので、布団専門のクリーニング店に依頼するのが確実ですね。
布団クリーニング専門サイト管理人である私がオススメするのは「しももとクリーニング」
しももとクリーニングさんは布団専門のクリーニング業者さんで、シルクのお布団も洗えるなど、高い技術力を誇ります。
こちらならば、少々難しい布団でも綺麗にしてくれますよ。
ただ、和布団といっても、外生地に違いがある場合がありますので
こちらの洗えない布団に、該当する記事や素材がないか確認が必要です。
ご心配であれば、しももとクリーニングさんにメールなどで問い合わせると丁寧でわかりやすい文章で教えていただけます。
私もちょくちょく質問させていただくのですが、メールの文面も丁寧で好感が持てる業者さんです。
しももとクリーニングは、合成洗剤を使わず石けんのみを使って洗い上げるという洗浄工程で、身体にも環境にも優しいクリーニングを実践しています。
ただ、これは同時にデメリットでもあって、強い洗剤を使用していないのでシミなどは薄くはなるけど完全には取れないという可能性があります。
強い洗剤を使ってでもシミをきれいさっぱり取り去ってほしいという人には物足りない可能性はありますね。
私は先ほども書いたように、肌が強くないですので、しももとクリーニングさんの洗浄方法には安心感があります。
和布団はとってもいいお布団なので、こまめにメンテナンスして長く使いましょう!
ずっしりと重くて扱いづらいという印象がある和布団ですが、いい点もたくさんあります。
最近ではあまり見かけなくなってしまいましたので、今和布団をお持ちの方はこまめにメンテナンスして、清潔な状態でできるだけ長く使いたいですね。
日々のお手入れは、できるだけ丁寧に扱いましょう。
また、布団専門のクリーニング業者に洗ってもらうのも一つの方法です。