でももう洗ってる時間もない!
女性であれば、こんな経験がある人もたくさんいますよね。
私も朝起きると…なんてことはよくあります。
ついてしまったばかりの血液汚れはお水で比較的簡単に落とすことができますが、朝は時間もない…
特にお仕事をしている方などは、放置して仕事に行くしかありませんもんね。
時間が経ってしまった血液汚れはなかなかおちません。
そこで今日はお布団が生理などの血液で汚れてしまった時の対処法を書いていきます。
お布団の血液汚れを落とす際の注意点
まずは注意点から。
血液汚れはたんぱく質汚れです。
たんぱく質は熱を加えると固まってしまいます。
なので、お布団についてしまった血液は、お水かぬるま湯で洗うようにしてください。
なんとなく熱湯の方が落ちやすい気がしちゃいますけど、お湯をかけると余計に落ちなくなってしまうので注意が必要です。
また、各種洗剤を使う際や思い切って丸洗いする際には、お布団の洗濯絵表示をかならず確認しましょう。
こういうマークですね。
お布団の端っこにこういうヒラヒラがついていますよね。
このタグに書いてあるので、必ず確認しましょう。
洗えないお布団もあるので、丸洗いの際は注意です。
お布団の血液汚れを落とす手順
それではお布団についてしまった血液汚れを落としていきましょう。
時間が経っていない場合
まずは時間が経っていない場合。
この場合、お水で根気よくおとせば、ついて1日くらいなら綺麗になります。
シーツであれば事前にお水で軽く揉み洗いをし、洗濯機。
お布団本体であれば、水を染み込ませ絞ったタオルでたたき、汚れをタオルに移していきます。
注意点としては、強くこすってしまうとシミを広げてしまうので、叩くようにしてください。
シミの周辺部から中心に向かって叩いていくと、シミの広がるのを防止できます。
また、血がまだ乾いていないほどすぐの場合は、タオルの水分が多すぎるとシミを広げてしまう可能性があるので注意してください。
もし汚れがついているのに気が付いてもすぐに洗えないという場合は、洗えるものであれば、ぬるま湯に汚れた部分をつけておきましょう。
血がついて時間が経ってしまった場合
血がついて数日経過してしまったなど、時間のたった血液汚れは結構やっかいです。
この場合は、酸素系漂白剤を使用します。
シミに少量付け、固く絞ったタオルにシミを移していきます。
この時もごしごしこすらないようにしてくださいね。
完全に綺麗にするのは難しいので、深追いはしないようにしましょう。
ある程度まで綺麗になったら、しっかりと風通しして乾燥させます。
この時、お布団が湿ったままになっているとカビなども発生してしまうので注意が必要です。
その他のシミについては、お布団の茶色いシミ・黄ばみについての記事を参照してください。
血が付いたお布団もクリーニングに出せる?
血液シミがついてしまったお布団もクリーニングにだせるのか?
というご質問をいただくことがあります。
Q&Aで血液汚れについて書いているクリーニング業者はありますね。
たとえば、ふとんフレスコではこのような記載があります。
フレスコのQ&Aから引用しました。
また、フレスコでは、シミがついてしまっている場合、家庭では処理せずにそのまま出していただきますという記載があります。
ヘタに家庭で処理してしまうと、シミが繊維に入り込んでしまうからということでしょうね。
血液汚れのシミで自分で落とすのが難しそうだと感じた場合は、すぐにプロに任せた方がよさそうです。
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まとめ
布団についてしまった血液汚れは、ついて時間が経っていないものであれば、水などで比較的容易に落とすことができます。
ただ、量が多い場合や時間が経ってしまった場合は、洗濯絵表示も確認しつつ漂白剤などを使用しましょう。
落とすのが難しそうだと判断した場合は、無理をせずプロに任せましょう。
プロでも完全に綺麗に落とすというのは難しいかもしれませんが、自分で無理してお布団を傷めるより、はるかに良い結果になるでしょう。