ある日気が付いたら布団に茶色いシミがついていた。
原因が分からないけど、綺麗にする方法ってある?
気が付いたらお布団に茶色いシミがついていて困ったというお話は意外に多いですね。
原因は複数考えられます。
色味の薄い・濃い、広がり方などでだいたいの予想はつけられますが、考えられるのは以下の通り
- カビ
- 皮脂汚れ
- 寝汗・おねしょ・よだれ
- 洗剤残り
- 血液汚れ
もちろん、すべての汚れがこれらにあてはまるわけではありませんが、可能性は高いですね。
コーヒーなどをこぼしても茶色いシミにはなりますが、今回はあくまで、気が付いていたらついてしまっていたシミというテーマで書いていきます。
洗剤を使ったり、洗ったりする際は、必ず洗濯絵表示を確認しましょう。
カビによるシミの対処法
まずはカビによる変色ですね。
布団の湿気のたまる位置や、布団を敷きっぱなしにしているなら布団と床の接する面など、こういったところにでるシミはだいたいカビによるシミです。
よだれなどのよごれをそのまま放置して、そこからカビが生えてくる可能性もありますね。
こういったカビ汚れの落とし方ですが、シーツやカバーなどについているだけであれば酸素系漂白剤といった洗剤を使う方法があります。
また、布団本体など丸洗いが困難な場合には、重曹を使うといった方法もありますね。
布団本体にカビが繁殖していた場合、表面のカビのシミは重曹を使って地道にとっていくことが可能なのですが、内部まで浸食していれば素人では中々難しいです。
あまりにひどければ、健康面への影響もありますので、処分したほうが良いでしょう。
健康的な人であれば、カビによる健康被害はそれほどでもないという話はありますが、個人的にもカビの生えた布団では寝たくないですね…
精神的にもよくないので、気になる人は洗剤の使い方などに気を付けつつ対処しましょう。
布団のカビ汚れやカビ予防方法を詳しく知りたい人は下記の関連記事もご覧ください。
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お布団のカビ対策!対処方法や予防方法もご紹介
おねしょによるシミ
小さいお子さんがいらっしゃるご家庭では、おねしょに悩む方も多いですよね。
うちでもよくおねしょのあとを洗ったりしていたので、お気持ちわかります…
おねしょをしてすぐの時の対処法の記事もありますので、読んでみてくださいね。
【関連記事】
布団のおねしょを処理する方法とクリーニング
さて、おねしょをしたあと、きちんと処理したと思っていても後からシミになることもありますよね。
そういった場合、どうすればよいか。
布団本体など、洗うのが困難な場合は、すすぎが大変ではありますが酸素系漂白剤である程度綺麗になります。
濡らしたタオルにほんの少し、漂白剤を付けたらシミの周りから中心にむかって叩きましょう。
深追いはせず、ある程度綺麗になったら、洗ったタオルで再度叩きます。
仕上にタオルを変えて乾拭きをし、しっかり乾燥させましょう。
寝汗・皮脂汚れなどのシミ
皮脂汚れは段々とシミになっていくので、気が付いたら濃くなっていることもありますよね。
皮脂汚れに効果的なのは弱アルカリ性の洗剤です。
洗えるお布団の場合、浴槽にお湯を張って、踏み洗いするとよいでしょう。
シミの部分に洗剤を塗り、揉み洗いすると効果的です。
私の場合ですが、スポーツ用の洗剤をよく使いますね。
アリエールのプラチナスポーツとかだと、家においておけば男性ののシャツの襟首汚れとかにもいいのでおすすめです。
血液汚れによるシミ
血液汚れはシミの色も濃いので目立ってしまいますよね。
すぐであれば、水洗いが一番良いでしょう。
ポイントは熱いお湯を使わないこと。
たんぱく質が固まって、余計に落ちなくなってしまいます。
残ってしまったシミを落とすなら、酸素系漂白剤ですね。
柄ものでなければ、塩素系漂白剤も使えますが、製品の注意事項に従って、気を付けてつかうようにしてください。
丸洗いが困難な場合は、やはりプロのクリーニング業者にお願いしたほうが良いですね。
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まとめ
布団のシミ汚れについて書いてきました。
シミは時間が経つほど落ちにくくなってしまいます。
逆に、血液汚れやおねしょなど、すぐであれば水でもかなり綺麗になるものもありますよ。
カビ汚れだけは、あまりにひどいものは買い替えたほうがよいですが、それ以外であれば、できるだけ綺麗にして使い続けたいですね。
本文中には漂白剤がたびたび登場しましたが、ご使用の際はくれぐれも洗濯絵表示を確認してくださいね。
シミの付いた布団は気分的にもよくありませんし、綺麗にして良い睡眠をとれるようにしましょう。