布団クリーニングの注意点!業者の選び方や布団の扱い方

布団クリーニングって出したことないけど、注意しなきゃいけないことってあるのかな?

とりあえず人気の布団クリーニング店に出しておけばいいか?

布団のクリーニングを初めて利用する人にとって、このような疑問はよくありますよね。

ただ、布団クリーニングには選び方の基準や注意しかきゃいけないことが意外とあります。

思わぬ失敗をする場合もありますので、布団クリーニング専門サイトの管理人である私が注意点を解説していきます!

実際にあった布団クリーニング失敗談…

まずは布団クリーニングでどんな失敗があるのか、実例を見てみましょう。

布団クリーニング失敗談…

洗えない布団を確認しなかった…
洗えない布団を送ってしまい、クリーニングされずに返ってきた…クリーニング代金はかからなかったけど、送料が無駄にかかってしまった…


保管料最安って聞いてたのに…
ネットでここが保管料最安ってかいてあったけど、調べてみたら布団クリーニングを依頼したところより保管料が安いところがあった…

あげればきりがありませんが、布団クリーニングの知識不足からくる失敗は多いです。

また、値段だけで選んでしまって、布団クリーニングの最低条件を満たしていないようなところで見た目だけ綺麗になった布団で満足してしまっているというようなこともあります。

でも、安心してください!

この記事を読めば、布団クリーニングで知っておいた方がいいことと、注意点がわかるようになっています。

長い記事ですので、目次から読みたいところだけ読んでもらっても大丈夫です。

布団クリーニング品質面では作業工程だけは確認しよう!

布団クリーニングって見た目だけ綺麗になればいい?

そんなことないですよね。

布団の汚れで気になるのはシミなど目に見える汚れはもちろんですが、染み込んだ汗やダニ、人間の垢など様々です。

そして、注意してほしい第一のことは、布団クリーニングが水を使っての丸洗いかどうか。

クリーニングというとドライクリーニングというイメージがありますが

布団に関しては、水溶性の汚れが中心ですので水を使っての丸洗いが基本です。

【参考記事】
布団クリーニング専門店のメリットは?普通のクリーニングとどこが違う?

その中でも、布団クリーニングには最適な水温がありますので、欲を言えばお湯で洗っているところが良いです。

布団クリーニングでしっかりしているところは、作業工程をホームページ上で紹介しています。

この作業工程、ふーんくらいで読んじゃう人がほとんど(読んでもいない人が多い)ですが、実際は注目してほしいポイントがあります。

このサイトだと各社詳細に紹介しているので作業工程の見方を知らなくても大丈夫ですが

このサイトで紹介していない布団クリーニング業者でも見分けられるように解説しておきますね。

【布団クリーニング作業工程の注目ポイント】

  1. 染み抜き工程:どのような洗剤をつかっているか
  2. 洗浄工程:水温・個別洗いかどうか・洗剤の種類
  3. 乾燥工程:乾燥方法・段階

染み抜きの工程では、強い洗剤や薬剤を使っていないかチェックします。

塩素系などは敏感肌の人は注意が必要です。

洗浄工程では、水温までしっかりかいている布団クリーニングもあります。

ここでも洗剤の種類を確認しておきましょう。

最後に乾燥工程ですが、天日干しなどアレルギー体質の人は注意したい乾燥方法もありますので、注意が必要です。

天日干しは布団を屋外に出すわけですから、花粉などが付着する恐れがあります。

そのため、管理人個人的には布団の天日干しは注意したい項目です。

また、乾燥工程は布団クリーニング業者の性格が分かれる工程ですので、注意深く見ましょう。

おすすめは2段階で乾燥させている布団クリーニング業者。

大抵の場合、1段階目が高温短時間乾燥(ダニの死滅や布団が痛まないように)、2段階目が仕上げ乾燥(ふっくら仕上げるため)となっています。

布団クリーニングを依頼するならこれだけは気を付けて!

冒頭で紹介した失敗談のような事態にならないために、注意したいことを書いていきますね。

これだけはチェックしておきましょう。

扱えない布団を確認しよう!

布団クリーニング業者によって、扱える布団と扱えない布団には違いがあります。

そのため、出したい布団の種類が洗えないものに含まれてないか確認しましょう。

ふとんリネットを例にあげると

画像引用:ふとんリネット

このようにきちんと取り扱えない布団が明記してあります。

確認をしっかりしておきましょう。

【関連記事】
ふとんリネットの評判は?保管してくれる?

オプションなど布団クリーニングの使いたいサービスの料金を確認しよう!

最近の布団クリーニングの料金は1枚だけの単価でいうと各社横並びの様相です。

ただ、防ダニ加工や布団の保管サービス、シーツのクリーニングなどオプションには各社料金の違いがあります。

そのため、使いたいオプションがある場合はきちんとその料金まで確認しましょう。

布団の保管オプションを例にあげると、料金は様々ですが、12か月保管無料という布団クリーニング業者もいます。

【関連記事】
宅配布団クリーニングリナビスの評判は?保管やクーポン情報

クリーニングから返ってきた布団は陰干ししよう!

布団クリーニングでは布団を乾燥した後のものを袋づめして返送されるので、外気との温度差で湿気がこもりやすくなります。

そのため、そのままにしておくとカビなどの原因となってしまいます。

なので、布団クリーニングでは布団が返ってきたら袋から取り出して2~3時間ほど陰干ししましょう。

※布団クリーニング業者から「そのまましまっていい」などの指示がある場合をのぞきます。

納期をきちんと確認しよう!

これもあるあるなのですが、人気の布団クリーニング業者は納期がかなり長くかかる場合があります。

使う予定のある布団は、納期をきちんと確認して間に合うか検討しましょう。

どうしてもという場合は、しももとクリーニングのように貸布団がある布団クリーニング業者もいます。

レンタル料はかかりますが、布団クリーニング店の布団を貸してもらえるので品質は高く、場合によっては重宝するオプションです。

【関連記事】
しももとクリーニングの口コミや評判は?保管してくれる?

布団クリーニング業者を選ぶときのポイント

ここまでで書いてきた注意点を踏まえて、あなたにあった布団クリーニングを選んでいきましょう!

いちいち考えながら選ぶのは面倒!という人は、目的別に一番オススメの布団クリーニング業者も書いているので、そこだけ読んでもらえれば大丈夫です。

布団クリーニングの業者を選定するとき重要なのは

自分が何を優先したいかをはっきりさせるということです。

【関連記事】
【2020年最新】宅配布団クリーニング5社比較!人気ランキングと選び方

詳しい選定基準はこちらにも書いているので合わせて参考にしてください。

ここから先は目的別に管理人がオススメする布団クリーニング業者を紹介しますね。

お布団のダニ対策をしっかり行いたい場合

まずはお布団のダニ対策ですね。

湿気を含んだお布団はカビ、ダニの心配が出てきます。

ダニ・カビが増えてくるとアレルゲンになりますので注意が必要です。

お布団を綺麗にして、なおかつ万全のダニ対策をしたいということであれば防ダニ加工のオプションがつけられる布団クリーニングをオススメします。

ふとんリネット

画像参照元:ふとんリネット

特にダニ対策をしたいという人に向けてご紹介するのはふとんリネットです。

ふとんリネットでは防ダニ加工のオプションが安価で付けられます。

また、乾燥工程も2段階なのでダニを死滅させ、同時にふんわりとした仕上がりにしてくれます。

ふとんリネットの難点は人気すぎて納期に時間がかかることですね。

逆にそれだけ需要のある布団宅配クリーニングといえますので、大手の安心感がほしいという人にはすごくおすすめできますね。

ふとんリネットのページをみて検討したいという方は

こちらからご覧いただけます。

敏感肌の人や小さなお子さんがいるご家庭におすすめの布団クリーニング

続いては、安全性を一番に考えて洗剤や薬剤の影響を極力抑えるというコンセプトのお布団クリーニングを紹介します。

しももとクリーニング

画像参照元:しももとクリーニング

管理人のようにアトピー体質で肌が敏感な方や小さなお子さんがいらっしゃるご家庭におすすめなのが、しももとクリーニングです。

しももとクリーニングの売りは、なんといっても合成洗剤を使わずに石鹸で洗い上げるという洗浄方法です。

体への影響を考え、合成洗剤を使わず防ダニ加工などのオプションもあえてつけていません。

防ダニオプションがないといっても、しももとクリーニングの布団丸洗いも乾燥工程は2段階になっていますので、すでにお布団についているダニはいなくなりますのでご安心ください。

しももとクリーニングの難点は合成洗剤不使用ですので、洗剤でもなんでもつかって徹底的に綺麗にしたい!という人には物足りない可能性があるというところでしょうか。

でも実際は石鹸で丸洗いしてくれるので、かなり綺麗になります。

何より、管理人としては合成洗剤不使用の安心感が素晴らしいのでしももとクリーニングさんは個人的にはかなりオススメの布団クリーニング店です。

また、しももとクリーニングは『完全個別洗い』をしてくれます。

他人のお布団と一緒に洗ってほしくないという人にも安心のクリーニング店です。

お布団の保管サービスを使いたいならオススメの布団クリーニング

マンションやアパートにお住まいの方は、構造上収納スペースが広くないことがほとんどですので、お布団に占領されてしまいますよね。

そういったお布団の悩みを抱えている人、布団の保管をしてほしい人に向けてオススメの布団クリーニングを紹介します。

宅配ふとんクリーニングリナビス

画像参照元:宅配ふとんクリーニングリナビス

かさばるお布団を次のシーズンまで保管してほしいという人にオススメなのが宅配ふとんクリーニングリナビスです。

ふとんクリーニングリナビスは12か月間保管無料サービスがついています!

洗浄や乾燥工程も他社とそん色ありません。

また、ふとんリフォームコースなどあまり他がやっていないことをやってくれます。

リナビスの難点はセミダブルから追加料金が発生してしまうこと。

また、クイーンキングサイズは申し込むことができないことです。

ただ、布団の保管サービスをやっているところはかなり少ないので、このメリットが大きいという人にはぜひ検討していただきたい布団クリーニングです。

大きな布団をクリーニングに出したい時におすすめの布団クリーニング

そんなに大きくなくてもセミダブル以上のお布団からは追加料金が発生するというお布団クリーニング業者も多いので注意が必要です。

そこでシングルより大きいお布団でも追加料金なしでクリーニングしてくれる業者をオススメしておきます。

ふとんクリーニングのフレスコ

大きいサイズのお布団をクリーニングに出したいということであれば、ふとんクリーニングのフレスコをおすすめします。

フレスコは布団のサイズを問わないという記載があるので、追加料金なしで大きなお布団をクリーニング依頼できます。

フレスコの布団丸洗いの特徴としては、工場と機械を使ってのシステマティックな工程です。

職人に頼らず、どのお布団も均一な仕上がりを目指すというコンセプトが明確です。

洗剤もオリジナルの洗剤をプログラムに従って自動投入です。

また、乾燥工程にいたっては自社開発の乾燥機を使っています。

大きいお布団を出したいという方や、お布団の仕上がりをいつ注文しても毎回均一に仕上げてほしいという方にとてもオススメの布団クリーニングです。

また、羽毛布団専用のコースもありますので、高級な羽毛布団をお持ちの方も検討してみてはいかがでしょうか。

布団クリーニングの注意点まとめ

それではこの記事をまとめていきます。

布団クリーニングの注意点は

  1. 洗えない布団を確認しよう
  2. 目的にあった布団クリーニング業者を選ぼう
  3. オプションなど自分が使いたいサービスの料金を確認しよう
  4. 作業工程を確認しよう
  5. 布団がクリーニングから返ったら陰干ししよう
  6. 納期を確認しておこう

これだけ確認しておけば、最低限は大丈夫です!

確認項目を減らしたい場合、管理人が目的別で紹介したクリーニング業者を選んでもらえれば、作業工程がしっかりしているところを厳選しているので

面倒な作業工程の確認の項目が減らせますよ!

目的にあった布団クリーニングを利用して、綺麗な布団で快眠しましょう!

それでは、ここまで読んでいただいてありがとうございました。