布団を宅配クリーニングに出そうとするとき、候補としてあがるのは「ふとんリネット」ですよね。
今日はそんなふとんリネットについて調べていきましょう。
布団クリーニング専門サイトの管理人的には布団の宅配クリーニングには、満たしてほしい条件がありますので、それにあてはまっているか確認していきたいと思います。
・ふとんリネットはダニ対策が優秀!
・布団宅配クリーニングの最有力店
・人気すぎて申込んでから集荷までの時間がかかってしまう
公式サイトはこちら⇒
ふとんLenetふとんリネットの特徴早分かり
ふとんリネットがどんな布団クリーニング業者なのか、簡単に解説しておきます。
この記事はふとんリネットの解説記事のため、全体ではかなり長い文章になっていますので、最初にまとめみたいなものですね。
読みたいところだけ目次から飛ばして読んでください。
ふとんリネットのメリット・デメリット
まずは、リネットのメリットとデメリットを紹介しておきますね。
・複数枚の注文での割引率が高い
・防ダニ加工オプションが安い
・組み合わせ自由度が高い
・運送会社がヤマト運輸
・複数枚カウントが個口単位
・取扱件数が多く、集荷まで時間がかかる
・羽毛布団は不利
ふとんリネットの料金設定は依頼する布団の枚数が増えるごとに安くなっていく設定になっています。
4枚注文すると、1枚当たりの金額は3,700円(税抜)
これだけ安い料金設定はなかなかありません。
ただ、デメリットの欄にあるように個口単位のカウントになってしまいます。
詳しくは本記事のふとんリネットの料金解説部分をご覧ください。
地味な点ではありますが、運送会社がヤマト運輸である点も評価の高いポイントです。
運送会社がどこかによって、集荷や配送の細かい設定ができるかどうかが変わってきます。
ヤマト運輸であれば、細かく設定できますので、最も利便性が高いといえるでしょう。
リネットのデメリットとしては、圧縮袋に入れての配送となるので、羽毛布団でもフェザーの多いものはつぶれてしまう恐れがあり、個人的にはおすすめしていません。
羽毛布団をクリーニングに出したいということでしたら、当サイトの羽毛布団クリーニングランキングを参考にしてください。
ふとんリネットの会社情報
運営会社 | 株式会社 ホワイトプラス |
設立 | 2009年7月 |
ふとんリネットはホワイトプラスという会社が運営しています。
宅配クリーニングにはもともとクリーニング屋さんで、宅配事業を始める宅配クリーニングと、企業がクリーニング工場などと提携して事業展開している企業系の宅配クリーニングがあります。
ふとんリネットは後者ですね。
リネットも各所に工夫が凝らされていて、非常にわかりやすいですよ
もともとクリーニング屋だったが、宅配クリーニングも始めたというところに比べて、企業系はページの作りが優れています。
いちいち問合せとかしたくないという人には向いていますね。
クリーニング技術はあるけどネット集客ができないクリーニング屋さんとクリーニング技術はないけどネット集客に長けている企業が力を合わせているといったイメージです。
ふとんリネットの送料と支払方法
1個口あたり、合計料金が6,000円(税抜)以上から送料無料です。
6,000円(税抜)未満だと、送料が3,000円(税抜)かかります。※北海道・沖縄は4,000円(税抜)
また、送った布団が全て「取扱除外品」に該当する場合、すべて返却となって送料3,000円(税抜)かかります。※北海道・沖縄は4,000円(税抜)
続いて、ふとんリネットの料金の支払い方法ですが、
- クレジットカード支払い
- 代金引換
となっています。
宅配布団クリーニングを選ぶ4つの基準
宅配布団クリーニング業者を選ぶ際、大事な基準が4つあります。
実際、布団クリーニングは人によって需要は様々。
だけど、だいたいこの4つに集約されるだろうという選定基準です。
- ダニ対策
- 保管
- 仕上がり
- 安全性
この4項目ですね。
まず最初のダニ対策。
布団の悩みでトップクラスに多いのがダニ問題。
自分だけなら我慢する人もいるでしょうが、子供がダニに噛まれると嫌ですよね。
また、布団クリーニングにはダニ加工を付けられる業者とそうじゃない業者があります。
次に保管。
布団は収納を圧迫します。
そこで、季節によって使わない布団を保管してくれる宅配布団クリーニング業者もいます。
仕上がりという項目は、クリーニングであればあって当然ですかね。
最後に安全性です。
いくら綺麗になっても洗剤ドバドバで洗われたり、天日干し乾燥されていたら意味がありません。
余談ですが、布団の天日干しは花粉などが付着する恐れがあるので、アレルギー体質の方は気を付けましょう。
ふとんリネットはどれくらい条件にあてはまっている?
さて先ほど挙げた条件にふとんリネットはどのくらいあてはまっているのでしょうか?
ちょっと調べていきましょう。
1.ふとんリネットのダニ対策
ふとんリネットには布団専用の洗浄機があります。
たっぷりの水で洗えるということで、ここである程度のダニは取り除かれるでしょう。
さらにここから、1次乾燥・2次乾燥の工程がありますので、ここでダニは死滅するでしょうね。
さらに、ふとんリネットの注目ポイント!
防ダニ加工のオプションがあります。
しかも1枚あたり1,000円(税抜)です。
ダニが住み着きにくくなる加工をオプションで付けられるようになっています。
私のようにアトピーの人とか、子供さんがいる家庭ではぜひつけたいオプションです。
2.ふとんリネットは布団の保管をしてくれる?
さて、2つ目の条件、ふとんリネットは布団の保管をしてくれるのか…?
これは残念ながら、対応していません(2020年8月19日現在)
ただ、ふとんリネットから布団が返ってくるときは専用の圧縮袋で圧縮された状態で届くので、ある程度省スペースでご自宅でも保管できると思います。
もしどうしても保管サービスを使いたいということであれば、
12か月間長期無料保管サービスが使える「リナビス」という宅配布団クリーニング業者がおすすめです。
【関連記事】
宅配布団クリーニングリナビスの評判は?保管やクーポン情報
3.仕上げはどうか?ふとんリネットの評判は?
仕上げはふわふわでよかったという評判と、イマイチというものが見受けられました。
この差なんですが、調べてみるとふわふわと回答した人は羽毛布団などでも圧縮袋からすぐ取り出した人みたいです。
ふとんリネットは先ほど書いたように圧縮袋で布団が返ってきますので、羽毛布団のようなフェザーが多いものはあまり向かないかもしれませんね。
それでもすぐに取り出せばふわふわになるようなのですが、それだと圧縮袋で返ってくるので省スペースというメリットはなくなってしまいます。
ほかに、悪い評価だと梱包キットが小さくて入れずらいというもの。
ふとんリネットは注文すると布団をリネットに送るためのキットを送ってくれるんですが、これが小さいというものですね。
キットには圧縮袋が入っていて、布団を圧縮して梱包して送るという流れになっています。
ただ、圧縮袋なので掃除機が必要なんですよ。
最近は変わったタイプの掃除機がありますので、対応していなければそのまま入れるしかないのですが、こうなっちゃうと梱包キットが小さくて入れずらいってことみたいですね。
4.洗浄工程での洗剤の使い方は?
体にいいかどうかのところですね。
ふとんリネットのシミ落としはタンパク質分解酵素の吹き付けで行われています。
残留すると、お肌への影響が気になるところです。
しかし、工程的にこの後水での丸洗いがありますので、そこまで心配する必要はないでしょう。
水洗いの工程では抗菌・防臭効果付きの洗剤を使用しているとのことです。
抗菌・防臭効果は魅力的ではありますが、洗剤の種類についてはわかりませんので、体への影響については詳細がわかりません。
が、口コミ等散見すると肌荒れのトラブルは見られませんでしたので安心して使えるかと思います。
ふとんリネットの料金は?複数枚でお得!
ここからはふとんリネットの料金を見ていきましょう。
ふとんリネットでは複数枚依頼することで単価が安くなっていきます。
1枚あたり(税抜) | 合計料金(税抜) | |
1枚パック | 8,800円 | 8,800円 |
2枚パック | 5,900円 | 11,800円 |
3枚パック | 4,267円 | 12,800円 |
4枚パック | 3,700円 | 14,800円 |
5枚目以降 | +1枚につき +3,000円 |
こんな感じで枚数を増やすごとに、どんどん価格が安くなります。
4枚出すと1枚あたり3,700円てめちゃくちゃ安いですよね。
この金額でダブルまで対応、6000円(税別)以上の利用で送料も無料なのですごいです。
サイズはシングル・ダブルの料金になっていて、クイーンは+500円(税抜)、キングは+1,000円(税抜)になっています。
ただ、この料金設定は個口単位となっている点に注意が必要です。
分かりやすくするために極端な例をだしますね。
4枚×3,700円=14,800円
・4枚の布団を2個口に分けて依頼
2枚×5,900円+2枚×5,900円=23,600円
つまり、1個口に4枚の布団が入りきれば最安値で注文できますが、入りきらず2個口になってしまった場合、1個口に入っている布団の枚数での料金になってしまいます。
では、ふとんリネットの集荷専用バッグには何枚程度の布団が入るのか?
リネットの専用バッグの大きさは70㎝×70㎝×37㎝となっています。
そのままの布団を入れる場合、シングルの掛布団と敷布団合わせて2枚から3枚程度が入るくらいの大きさ。
この場合、キット用圧縮袋を使えば入る枚数を増やすことができます。
圧縮袋はキットに同梱されているので、圧縮してもよい布団であれば圧縮して出したほうがお得です。
追加料金で使えるものもまとめておきますね。
追加料金 | |
---|---|
クイーンサイズ | +500円 |
キングサイズ | +1,000円 |
防ダニ加工 | +1,000円 |
シングル~ダブル毛布 (こたつ・かいまき・キャメル毛布・ウール・化繊・綿など) | 2,990円 (1個口の場合、布団クリーニング2枚以上で1500円に割引) |
ひざかけ毛布 | 1,429円 |
タオルケット | 2,040円 |
ベビー布団 | 2,500円 |
枕・クッション | 縦横高さの合計100㎝未満:2,000円 縦横高さの合計100㎝以上:4,000円 |
シーツ・カバー | シングル~ダブル:1,220円 クイーン:1,630円 キング:2,040円 枕カバー:870円 座布団カバー:1,220円 |
敷きパッド | シングル~ダブル:2,990円 クイーン:3,490円 キング:3,990円 |
座布団 | 長座布団:2,286円 60×60㎝以上:2,000円 45×45㎝~60×60㎝以内:1,714円 45×45㎝以内:1,429円 |
ちなみに毛布なのですが、布団を2枚パック以上依頼すると2,990円(税抜)から1,500円(税抜・シングルダブル)になります。
また、ふとんリネットは定期的にクーポンも発行しているので、合わせて参考にしてください。
【関連記事】
使わなきゃ損!ふとんリネットのクーポン取得方法と使い方
まとめ
ふとんリネットの特徴はまとめて送ることでの料金の安さと防ダニ加工に対応している点です。
デメリットとしては、集荷まで時間がかかること、保管サービスに対応していないということと、圧縮袋を扱える掃除機を持っていないと梱包がしずらいということですね。
料金の安さと人気店ということでの安心感があるのがかなりプラスの要因ですので、ダニ対策を万全にしたいという人はぜひご利用を検討してみてください。
ふとんLenet【追記】2020年8月19日
現在の集荷可能日は8月27日となっています。
それ以前は受付終了となっています。
お届け指定日は9月7日から指定できるようになっています。
現時点で注文したとして、注文時点から納期まで逆算すると3週間切ってきました。
梅雨明けから時間が経って、混雑が少し緩和したようです。
ただ、ふとんリネットは人気店ですので、お布団を使う予定のある人は、早めに出しておいたほうがよさそうです。
特に梅雨時期から秋口にかけては布団クリーニング業界の繁忙期となりますので、お布団を使う予定のある人は逆算して可能な限り早く出すようにしましょう。