布団のダニ対策!天日干しは無意味?駆除方法は?

毎日使うお布団のダニ対策に悩む人は多いですよね。

私もアレルギーがあるので、布団のダニ対策にはかなり頭を悩ませてきました。

また、小さいお子さんがいらっしゃるご家庭では、お子さんがダニに刺されてしまったらと心配するママも多いです。

ということで、本日は布団のダニ対策について、本気で考えていきましょう。

最初に書いておくと、布団のダニ対策で最初に思いつく「天日干し」ですが、やり方を間違えると逆効果です!

だんな
天日干しとかいろいろ対策するの面倒だから、簡単で確実なダニ対策ってないの?
わたし
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布団に住み着いているダニの種類は?

家には4~5種類ほどのダニがいるといわれていますが、そのほとんどがチリダニという種類です。

布団に住み着いているのも、ほとんどがチリダニです。

チリダニの特徴はほこりや人間の垢などを餌としており、高温多湿を好むということ。

つまり、お布団はチリダニとって絶好の居場所ということになります。

ほこりも十分ですし、毎日何時間もそこで寝ているわけですから、人間の垢もある。

餌が豊富にあるということです。

また、綿などがあって家の中では高温になる部分。

人間は寝ている間にコップ1杯程度の汗をかきますので、湿度も十分すぎるほどあります。

ただ、このチリダニ、直接人を噛むわけではありません。

しかし、このチリダニの死骸やフンは、アレルゲンとなってしまうんです。

また、人間を刺す種類のツメダニの捕食対象がチリダニであることから、チリダニが繁殖してしまった布団にはツメダニもよってきます。

ダニ 繁殖イメージ

こうなってしまうと、アレルギーなどとは別に、ダニ刺されといった被害も出てきます。

ダニの繁殖スピード

お布団についてしまったダニはどのくらいのスピードで増えてしまうのでしょうか?

今日も使うお布団ですので、あまり考えたくはないですが…

30匹程度のダニの繁殖に関する研究があります。

3か月後に繁殖したダニは、なんと…

10,000匹以上といわれています。

また、世界的に見て、日本人はシーツを洗う頻度すらあまり多くありません。

そうなると、もっと多くのダニが住み着いている可能性があります。

何もダニ対策をしていないということであれば、大量のチリダニに囲まれて寝ていることになりますね。

実際に、別の調査によれば布団の中には数万匹から数十万匹のダニがいるといわれています。

ダニによる健康被害

ダニはどのくらい健康に影響を及ぼすのでしょうか?

アレルゲンとして知られるダニですが、具体的には、私も苦しんでいるアトピー性皮膚炎をはじめとして、気管支喘息、アレルギー性鼻炎、アレルギー性結膜炎といったアレルギー症状が挙げられます。

アレルギーは今や多くの日本人が持っているものですので、アレルギー物質(ダニ)が毎日使うお布団に大量に住み着いているというのは恐怖以外の何物でもありません。

天日干しでダニ退治はできるか?

お布団のメンテナンスとして思い浮かぶのは天日干しですよね。

天日干ししたお布団は非常に気持ちがいいです。

この天日干しでダニ退治はできているのでしょうか?

残念ながら、天日干しではダニはいなくなりません。

ダニは50度から60度くらいの高温にならなければ死にません。

天日干しではとてもそんな高温にはなりようがありませんし、布団を叩いたところで内部にしがみついているダニは落とせません。

たまにダニを落とそうと躍起になって、天日干しの際にお布団をバンバン叩くかたがいます。

これはやめた方がいいです。

ダニはそれくらいでは落ちませんし、ダニの死骸が粉々になって、人間が吸い込みやすくなってしまいます。

また、天日干しには他にもデメリットが。

お布団を天日干しすることで、花粉やPM2.5などが付着する可能性があります。

これも布団叩きでは落としきれないので、布団を天日干しした後は布団用掃除機などでしっかり吸い取るようにしましょう。

ダニ対策の方法を手軽な順にご紹介

それではここから、私が普段からやっているダニ対策をご紹介していこうと思います。

市販のダニ除けスプレーや誘引剤を使う

日常の簡単なお手入れであれば、ダニ除けスプレーも選択肢に入りますよね。

例えば、

こちらなどですね。天然100%なので、比較的安心かなと思って使っています。

しかしながら、あくまでダニ除けです。

ダニが付きにくくなる効果はあるのかなと思いますが、もうすでにお布団の内部にいるダニにはそもそも噴霧したところで届かないでしょう。

とすれば、ダニ用の殺虫剤を使うか…?という話になってきますが、できればお布団には殺虫剤なんて使いたくないですよね。

お子さんがいるご家庭ではなおさらです。

なので、私の場合はダニ除けスプレーはダニを駆除した後に、新たなダニが付きにくくなるように予防効果に期待して使っています。

また、私は使っていないのですが

こういったダニ誘引マットなども販売されています。

効果がよくわからないので使っていないということもありますが、捕獲はできるそうなので、気になった方は商品ページを見てみてください。

【追記】

管理人もダニ捕りマットを使い始めました!

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こちらに詳しいレポートを書いているので、ぜひご覧ください。

布団乾燥機を使う

家庭でできるダニ対策で効果が高いと思われるのが布団乾燥機です。

例えば、こちらの布団乾燥機はアイリスオーヤマ製で安い部類の布団乾燥機ではありますが、約65度という高温で布団を乾燥させることができます。

65度であれば、ダニは耐えられませんので、ある程度駆除することが可能です。

管理人も布団乾燥機を使っています。

ただ、布団乾燥機はダニ対策には優秀なのですが、布団についている人間の垢やほこりがなくなるわけではありません。

さらに、ダニは死骸がアレルゲンとなってしまうため、死滅させるだけではだめなのです。

やはり万能とは言えないんですよね…

布団専用掃除機を使う

布団乾燥機とならんで、優秀な方法は布団専用掃除機を使う方法です。

私もレイコップの掃除機を使っています。

上のリンクは最新機のようですので、私が使っているものよりも新しく、温風が出る機能までついています。

基本的には掃除機ですので、ほこりや人間の垢といったダニの餌となるものを吸い取ってくれますし、掃除機の効果で布団表面のダニは退治できると思います。

ただ、布団内部のダニまで効果があるのかというと疑問ではありますね。

布団乾燥機と布団専用掃除機を両方使うことでかなりの効果は期待できるかと思いますが、両方やるのはかなり手間がかかります。

家事は布団掃除だけやってればいいわけではもちろんありませんので、布団にここまで手間と時間をかけたくないなとは思ってしまいますよね。

コインランドリーに持っていく

コインランドリーで洗える種類のお布団であれば、コインランドリーが確実。

水洗いである程度のダニを落とし、乾燥機の超高温で死滅させることができるからです。

私も以前はこの方法でやっていました。

ただ、布団を車に乗せて持っていって、長時間コインランドリーで待って、そして車にまた乗せて持って帰るといったかなりの重労働です。

家族分ともなるとかなりの量で、とても苦労してましたね。

布団のダニ対策の最終結論は「布団は布団宅配クリーニングに任せる」

ここまでの文章で、私がどれだけダニ対策について考えてきたかお分かりいただけたと思います(笑)

そんな私がたどり着いた最終結論は、「布団は布団宅配クリーニングに任せる」ということです。

冒頭で紹介したふとんリネットやしももとクリーニングといったクリーニング業者さんですね。

ここで紹介するクリーニング業者さんは宅配で布団をクリーニングしてくれます。

梱包キットを送ってくれるので、それに詰めて送るだけです。

なんといっても、布団を丸洗いしてくれますし、乾燥工程も高温乾燥で2段階の乾燥工程がありますので、完全にダニを死滅させてくれます。

プロの手によるクリーニングですので、仕上がりは段違いです。

現在、布団のクリーニング業者はたくさんあります。

そんな中から、厳選した布団クリーニングランキングをこのブログにも掲載しています。

下記の関連記事をぜひ参考にしてください。

天日干しよりも確実にダニを退治してくれますし、何より楽ですよ。

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おまけ:布団クリーニングって高くない?

私も最初思っていたので、ちょっと書いておきます。

布団クリーニングって結構いいお値段しますよね。

私も最初は躊躇してました。

しかしながら、健康には代えられないなと思います。

また、先ほど文中でも話したように、布団を洗うには苦労して何時間もかけてコインランドリーを使っていました。

確かに、コインランドリーのほうが安くあがる可能性は高いです。

でも、布団を洗うためだけにせっかくのお休みを使いたくないですよね。

また、お布団洗いに1日使ってしまったとしたら、あなたの労働力から換算すると、クリーニング店に出してしまったほうが割安という可能性もあります。

乾燥機から取り出したお布団が完全に乾いているか確認したり、車で運ぶ都合上車のシートが綺麗でないとせっかく苦労して洗ったお布団がすぐさま汚れてしまったり…

苦労して天日干ししても、花粉やPM2.5の心配もあります。

しなくて済む苦労はせず、専門のクリーニング店に出してしまえば、最小限の労力で大きな成果を得ることができますよ!